永眠
2020年10月31日5時6分
おばあちゃんが永眠した。
責任感が強いおばあちゃんだった。
負けん気が強いおばあちゃんだった。
社会的に正しくあろうとする姿勢、頭も良くて、そんなところが自慢のおばあちゃんだった。
もう優しい声も聞けないし、ギュッと抱きしめてくれることも、手を握って歩くこともできないんだね。
亡くなる瞬間に立ち会えなかったのが心残りだ。
今までの人生、幸せに過ごせたかな、心残りはないかな。
もう聞いても答えてくれないことはわかってる。
だから、最後にギュって抱きしめにいくね。
これからおばあちゃんの分も一生懸命生きるよ。
おばあちゃんの精神や尊敬する部分や、くれた物、それを背負いながら生きることがおばあちゃんがいつまでも生きる唯一の道だと思うから。
しばらく会えないけど、会えなかった分の話はまたするね。
真っ当に、それでいて面白い俺の人生の話、聞かせるために一生懸命生きるよ。楽しみにしててね。