大切な人を大切に出来るのは永遠じゃないって話
なんでも書いていいのが雑記ブログのいいところだなーって思います。
超久々に更新します。
おばあちゃんの話。
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半年前からおばあちゃんの記憶力が低下し始めた。
おんなじ話を繰り返しするようになって、
最初は「少しボケてきたなー」
くらいしか思わなかったのもつかの間。
「どちら様ですか?」
そう聞かれるようになった。
ついに俺の顔を見て、俺だとわからなくなる日が来た。
「おばあちゃん、俺だよ!」
そう説明しても、数分後には「どちら様?」と聞かれる始末。
おばあちゃんの頭の中から、俺が消えていってる。
名前を言えば少し思い出す今はまだマシなのかもしれない。
でも、それもいつまで続くかわからない、、、
身近な人から忘れ去られるのは、正直辛い。
おばあちゃんが話の中で俺のこと思い出してくれた時には、「もうこれが最後かもしれないから」なんて言うから余計辛い。
終わりが近くなって今更、大事な人はいつまでも居てくれる訳じゃないって実感する。
「初任給出たら奢ろう」なんて悠長なこと言ってないで、その時出来ることをしてあげればよかったって後悔してる。
元気だったおばあちゃんも、風前の灯火の如く弱々しくなっていってる。
先日はおばあちゃんの誕生日。
おばあちゃんの好きなお花をあげたから、水をあげながら少しでも俺のこと思い出してくれたらいいな。
最後かもなんて言うけど、すぐ会いに行くからね。
あと、自分の生活大事にしてってい言うから、その通りに全力で目の前のことに集中することにするよ。
何かしてあげられることはもう少ないかもしれないけど、おばあちゃんの言葉は常に胸に刻んで生きようって誓う。
今日はそんな日。
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